聖天浴酒供①

 ご無沙汰していました。
久々の掲載です。
修験の話を進めたいのですが、思わぬ騒動が起きて、
歓喜天の話を先にしておく必要に迫られています。
もう少し、成り行きを見てから掲載内容を考えたいと思います。

 今年の夏は、連日連夜の猛暑で夏バテの大弱り、オマケに、
3回目のコロナワクチン接種以後、体調不良で死にそうでした。
生まれて、初めてでしょうか?
食欲が消えて、体重が7Kgほど減り即身成仏するかと思いました。
そこで、夏バテ防止を兼ねて、毎日、必ず甘酒を飲みましたから、
体調も戻り元気です。
これも、聖天さんのご利益と思い感謝しています。
そこで、思いつきました!
折角だから、今年中に聖天浴酒供を行う積りです。

『聖天浴酒供』は、余り有名ではないし修法出来る人もいないし、
宝山寺第16世の慧證様直伝は、渡部先生だけだろうと思います。
三宝院流宗家の慧證様が得意としていたのだから間違いなし。
聖天浴酒供は、清酒に香を入れた酒を使うのではなく甘酒を
使います。
渡部先生は、興福寺別院鶯滝歓喜天で甘酒の極意を伝授され、
甘酒作りの名人でした。
浴酒は浴油より簡素なのに、何故かウケが悪くて廃れています。
甘酒を飲み続けて何となく、その理由が分かりました。
浴酒供の修法途中で、聖天さんと一緒に甘酒を飲みますが、
酒を飲みたがる聖天党の爺さん達が、甘酒を嫌がったのでしょう。
慧證様は、御室聖天党だけでなく、醍醐聖天党と生駒聖天党を
率いていたので、甘酒が流行ると思ったのですが、慧證様を知る
宝山寺の生き字引に聞いたところ、寺に甘酒派はいなかったそうです。
それから、90年後の今年、改めて、生駒聖天党に甘酒の浴酒を
復活させようと思った次第です。
何れ、報告できると思います。

甘酒1

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今後の掲載予定

  皆様、本日は天皇誕生日、心より、お喜び申し上げます。
 お陰様で、新たな企画としてブログを始めました。
 今までは、ホームペ-ジとFacebookで掲載していましたが、
 ブログの方が自由度が高く、書き込みスペ-スを気にせずに
 掲載できます。
 今後は、お知らせや短い連絡はTwitter、個人的な関心事は、
 Facebook、仏教と修験、両部神道系関係など専門分野の
 掲載は、ブログでカテゴリ別に分けて行う予定です。
 
 先ずは、修験門の最初である役行者の特集を組む予定です。
 このテーマは、歴史的な資料が乏しく謎の多い人物像です。
 伝承と伝説が入り組み論争が尽きません。
 そこで、醍醐法流の『修験聖典』と醍醐口伝を紐解きながら、 
 歴史的な背景を読み解き推測してみたいと思います。
 醍醐寺伝法学院院長であった渡部先生と醍醐寺塔頭成身院の
 住職だった斎藤先生の授業を織り交ぜ役行者像に迫りたいと
 思います。

  生駒山も、役行者修行地の一つです。
 生駒山の伝承には、歴史的資料とは異なる神仙としての伝説も
 あり、興味が尽きません。
 このテ-マの大切なところは、蔵王権現や三宝荒神の成立とも絡み、
 確り押さえておかないと垂迹神の意味が掴み難くなります。
 垂迹神の意味が分からないと真言密教から派生した両部神道は、
 皆目理解が進みません。
 最終的に柱源神法の理解も難しくなります。
 特に、当山派に属する方々にとり大切なテーマだと思います。
 それでは、今後とも、宜しく、お願いします。
 
 




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プロフィール

上村俊顕

Author:上村俊顕
生駒山修験中興第三世宗家座主
生駒聖天党 法呪師本部大阿闍梨位
生駒山宝山寺八王子分院施法院院主

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