皆様、本日は天皇誕生日、心より、お喜び申し上げます。
お陰様で、新たな企画としてブログを始めました。
今までは、ホームペ-ジとFacebookで掲載していましたが、
ブログの方が自由度が高く、書き込みスペ-スを気にせずに
掲載できます。
今後は、お知らせや短い連絡はTwitter、個人的な関心事は、
Facebook、仏教と修験、両部神道系関係など専門分野の
掲載は、ブログでカテゴリ別に分けて行う予定です。
先ずは、修験門の最初である役行者の特集を組む予定です。
このテーマは、歴史的な資料が乏しく謎の多い人物像です。
伝承と伝説が入り組み論争が尽きません。
そこで、醍醐法流の『修験聖典』と醍醐口伝を紐解きながら、
歴史的な背景を読み解き推測してみたいと思います。
醍醐寺伝法学院院長であった渡部先生と醍醐寺塔頭成身院の
住職だった斎藤先生の授業を織り交ぜ役行者像に迫りたいと
思います。
生駒山も、役行者修行地の一つです。
生駒山の伝承には、歴史的資料とは異なる神仙としての伝説も
あり、興味が尽きません。
このテ-マの大切なところは、蔵王権現や三宝荒神の成立とも絡み、
確り押さえておかないと垂迹神の意味が掴み難くなります。
垂迹神の意味が分からないと真言密教から派生した両部神道は、
皆目理解が進みません。
最終的に柱源神法の理解も難しくなります。
特に、当山派に属する方々にとり大切なテーマだと思います。
それでは、今後とも、宜しく、お願いします。