和歌の御供

 毎年3月15日は、リクエスト曲の『ひこうき雲』を
歌うことにしています。
年に一度、思い出の場所へ景色を眺めに行くのですが、
今年は迷いました。
「今年から、聖天浴油供をして和歌を詠もうか。」
このような迷いの日が24年間も続いていました。

 随分前ですが、法華寺の御前様から浴油供の結願には、
和歌を詠み供えるように指導を受けていました。
しかも、浴油供中は稚児風の化粧を施して、無言のまま
過ごさなければないとのことです。
稚児風の化粧は何とかなりますが、和歌を詠むのは、
想像以上に難しいのが実感です。
幸い、富岡八幡宮の長子姉様の尽力で、私も御前様の
弟子の端の隅にひっそり加えて戴けたのですが、何分、
和歌の道は限りなく奥深いもので、神呪や言霊と同じ
世界が限りなく広がっています。
和歌では私が最後の弟子となりますが、前行作法を含め
生駒聖天党の戒師から本式作法を伝授して戴けました。
御前様が最後の戒師となってしまい誠に残念です。

その頃、たまたまジャニ-・喜多川さんから連絡を戴き、
歓喜天を話題にしたところ思いがけず、喜多川さんから、
「折角だ、ムトゥに相談してみるか」との冗談のような
話がありました。
仕事の関係でインドへ行った際、この話をムトゥに相談
したところ、「神に祈るには、歌って踊ればよい!」
日本なら神楽を指すのだろうと思いますが、神から祝福を
受けたインドの偉大なスタ-からの答えです。
そこで、喜多川さんに、何を歌って踊るのか聞き返すと、
笑いながら、「八王子音頭にしておけ!」とのことでした。
意外と浴油供よりも八王子音頭を歌いながら踊って奉納した
方が、ご利益はあるように思えたのが本音です。
結局、今年は浴油供の終わりに和歌を供えました。

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テーマ:同人活動 - ジャンル:サブカル

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プロフィール

上村俊顕

Author:上村俊顕
生駒山修験中興第三世宗家座主
生駒聖天党法呪師部大阿闍梨位
醍醐山清瀧党法務
生駒山宝山寺八王子分院
施法院院主                

生駒聖天党の灌頂大阿闍梨と
法務を兼務しています。
醍醐山清瀧党の法務担当です。
プロフィール写真は、清瀧党の
中でも雙龍秘伝を授けられた
者のみが許される印です。
得意は、歓喜天浴酒供です。
当山派生駒山流両部修験神道の
宗家と座主を兼務する傍ら、
柱源法流を受け継ぎ、秦流方術の
広報と興隆にも力を入れています。

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